フォーフォーに、お乗りの方は、ミッションオイル交換されていますか?

フォーフォーもフォーツーと基本的に同じ、
2ペダルのマニュアル車です。
コルトのATと違います。
走行、わずか4千キロのスマートから抜いた ミッションオイルをご覧ください。

こんなに、
ラメラメ。 ヒド過ぎです。
(この写真、パッと見、コーヒー牛乳状態に見えますが、
水が入って乳化しているのではありません。)
この、オイル自体はサラサラで、劣化はしていないのでしょうが、
このアルミのカスだらけの状態は、磨き粉並みです。良いわけがありません。
フォーフォーも
ミッションオイル交換をまめに行ってください。ちなみに、
フォーフォーと、451スマート(1,000cc)
は、
100%化学合成 ギアオイルです。
指定以外のおかしなオイル入れると、ミッション壊れます。(メーカーも保証してくれません。)
600ccや700ccの、スマートは、全てD2DのATFです。(一緒にしちゃダメです。)
クラッチとミッションのリセットも、
ミッションオイル交換とセットで行ってください。フォーフォーは、フォーツーよりも車重があり、半クラッチ状態の際の付加が大きいのです。
さらに、無理やりクリープ状態を作り出しているので、なおさらクラッチが減りやすい。
フォーフォーも、大事にして乗ってあげてください。
新車価格から、ここまで下がってくると、
フォーフォーは、かなり、コストパフォーマンスに優れた車です。
スマートフォーフォーは、コンピューターが勝手にシフトチェンジをしてくれる、
オートモードの「ソフタッチプラス」がおまけで付いている、
2ペダルのマニュアル車です。-------------------------------------------------------------
2ペダルのマニュアル車って?
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オイルの話続きで、
ATFの注意事項も
書いておきます。
必ず、
デキシロン2から
マッチングの良いオイルを
セレクトしてください。
DX3や最近の
DX4など、浸透性の高いオイルを使用したり、
規定量以上のオイルを入れると、
インプットシャフトシールから、オイル漏れをおこします。
DX2を使用していても、もともとが高回転で運行する
スマートですから、
シール部分など弱い部分に負荷がかかり影響が出てきます。
そこに
ロムチューン等で更なる負荷をかけると、
シールに圧がかかり過ぎて、変形しているものすらあります。

漏れ出して、しばらくすると、
オイルの逃げ穴(写真の二つの穴)から、オイルがケースの外へ染み出して来ます。
早めに気が付き、
ミッション下ろして、
インプットシャフトシールだけで
済めばラッキーなのですが、
これに気が付かずにいると、
乾式クラッチにオイルが回ってしまい、
クラッチが滑ってしまいます。皆さんの
スマートの駐車場に、
ピンク系のオイルがたれていたら、
この辺まで踏まえて点検してください。
こうした、リスクを踏まえて
チューニングしている方は、
下回りもいつもきれいにして点検しているので、
被害は最小限に抑えられるのですが、
何も知らずにロムを入れてると、チェックもしませんので、
どんどん車が
病んで行ってしまいます。
ロムチューンは、得るものもあれば失うものもあるという事を
よく理解してください。
車に無理をさせれば、必ず、無理が来ます。
スマ横お勧めのATF交換/エンジンオイル交換 事前にご予約ください。
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スマートの
オイル交換の時期と言うか頻度についての、お問い合わせを多数頂きますのでちょっと書いておきます。
エンジンオイルは、3,000km~5,000km
ミッションオイルは、5,000km~10,000kmで、換えてください。
一般の乗用車を普通に乗っている状態で、5,000回転まで滅多に上がりませんが、
スマートは、小さなエンジンで、ここまでのパワーを引き出す為に、高回転域も常用され、とにかくフル稼働しています。
そんな
スマートのエンジンやミッションの磨耗や熱から守る為に
良質なオイルが不可欠なのです。
また、大活躍しているオイルは、確実に
劣化します。
オイルが黒く汚れていなくても、ベースオイルのレベルが低いと、あっという間に劣化しています。
誰がなんと言っても、
スマートに
オイル交換は、
必要です。

新車から1,000kmで抜いたATFの写真です。
ラメラメがわかりますか?
削りカスがこれほど混じっていますので、
オイル交換せずに乗っていれば、
当然これが磨き粉の役目をしてしまうわけです。
通常、新車から、1,000kmごとに5回ほどATF交換すると、このラメラメがおさまってきます。
その後は、5千km~1万kmごとの交換でよろしいと思います。
ディーラーで聞いたら、エンジンオイルは15,000km毎。
ATF(ミッションオイル)は、30,000km毎とか、なかには換えなくて良い
と言われた方も多いようですが、
メーカー推奨がそうなっていますので、日本のディーラーでは、そう言わざるをえません。
これは、様々な方面から
環境保護に取り組むヨーロッパ各国のお国柄と言うか、
環境保護の実践によるものです。
フランス大統領選挙の真っ只中、京都議定書を守らない、アメリカや中国からの輸入をストップするとの話題も出るほど、環境保護に取り組んでいるのです。
また、ドイツやフランスでは、様々な環境保護団体があり、チェックが厳しいのも皆さんご存知の通りです。
環境問題に取り組むなか、1998年環境にやさしい、
スマートが生まれたわけです。本当に環境にやさしいすごい工場です。2007年モデルnew
スマートのカタログも、この環境保護が最大のアピールポイントとして構成されています。
こうした環境保護の取り組みのひとつに、
「限りある石油資源を守る。」「廃油を出さない。」そのために、
「オイル交換をさせない。」とか
「交換頻度を減らす。」という具体策です。
そんなところから、エンジンオイルを、15,000km毎の交換となるわけです。
「エンジンオイルをそんなに換えなくて、良いはずがない。ディーラーは何も分かってない。」と、
おっしゃる方が、たまにいらっしゃいますが、
ディーラーが無知だとか悪いわけでは全くありません。
世界のベンツが環境保護を実践しないわけにいかないだけ。
さて、そんな、エコカーにお乗りの、日本のスマートownerさんは、
一個人が出来る環境への取り組みとして、
オイル交換を控える??
いやー、車が大事だし、痛んで欲しくないので、頻繁に
オイル交換する??
ちなみに、当店でオイル交換した廃油は、専門の廃油業者が回収して、しっかり再利用されています。
スマ横お勧めのATF交換&エンジンオイル交換←事前にご予約ください。
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ブローバイのリターンからのオイル漏れの補足ですが
規定のオイル量であっても、柔らかいオイルをいれると
同じように、吹く事があります。高級オイルでも、
柔らかいオイルは使わないで下さい。
スマートは他の車と異なり、高回転域を多く使う為、
オイルが重要で、その差を体感できる車です。
したがって、
良質なオイル(マッチングする)の使用をお勧めします。

また、オイルも大活躍していますので、
劣化も早く、
3,000km~5,000kmでの
定期的な交換を、
距離をあまり乗らない方でも
半年に1回程度の交換を
オススメします。
ですが、高級オイルで粘度が同じでも、スマートに合わないオイルも正直結構あります。
マッチングが、重要です。
前回書いた
量の問題でも、4L缶を購入し、当然あまるので、
お店の方に「多めにいれときましたから」と言われ、
なんか得した気分にならないで下さい。
「レベルゲージの中央が適量です。」と、
作業前に教えてあげてください。
★スマートのオイル関連記事★
スマートのオイル交換時期スマートのオイル漏れ??スマートのオイル漏れ・・・・→ フィラーキャップ交換スマートのATF(ミッションオイル)交換
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ブローバイの戻りからのオイル漏れですが、
スマートでは、よく見かけます。
ターボ車ですから、ある程度は仕方ないのかもしれませんが、
左の写真は、ちょっとひどすぎ!!
原因は、エンジンオイルの入れすぎです。ガソリン
スタンドや
カーショップ等でオイル交換する時に
適正オイル量がわからないために、多く入れすぎて、
ブローバイから吹いてしまいます。
オイル漏れが~ とか 白煙が出てる~ と大騒ぎしてしまいます。
600cc 700cc ロードスター と オイルの量は異なりますが、
基本は「
レベルゲージの中央」
左の写真のようになっている車は、必ずレベルゲージの上限以上にオイルが入っています。
ついでにタービンの部分のバンドを、まし締めするのをお忘れなく。
(でも、締めすぎると割れますよ。トルク注意)
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スマートの
ウオーターポンプの交換です。


スマートの
ウオーターポンプの交換は、
何度も行いましたが、症状としては、
異音が出ていたり、
LLCが漏れていますので、
比較的ジャッジは簡単です。
ロム車:ノーマル車 = 9:11枚目の写真:
ウオーターポンプを外した写真です。
2枚目の写真:これが
ウオーターポンプ3枚目の写真:
ウオーターポンプの内側
この羽が、
冷却水を送り出して、エンジンを冷やしてます。
外周のシール(外回りの黒いゴム)が、やられるのではなく
羽の奥にある回転部分の
シールがダメになります。
原因は、
・走行距離や経過年数による自然な劣化
・高回転により、高圧となり、負荷がかかる
・冷却不足による、高温状態が続き、負荷がかかるゴムやシールの経年劣化は、しかたのない事ですが、無理させれば無理がくると言う事です。
また、シールとは別に、
クーラント液の劣化により、防錆効果がなくなり、
ウオーターポンプの羽など
内部が錆びてしまい、動きが悪くなり、
冷却されない為、
オーバーヒートとなります。
クーラントの定期的な交換は重要です。
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皆さんの
スマートの
冷却水のチェックはお済ですか?
お出かけ前に
クーラントの
量をチェックしてください。
右の写真のようにフロントの左側のサービス部分空けると
リザーバータンクがあります。
ふたを開ける際には、必ず車が冷えるまで待ってください。クーラント量が、少なかったら、水道水を足してください。
※極端に減っている場合は、クーラント液と水道水
※硬水のミネラルウオーターは、NG。LLCとか
クーラントとか日本語では
冷却水スマートの場合、スピードメーターの右側の水温計で、常時水温は確認できます。
4つ目の粒が付くことは良くあります。
そこでファンが回り始めて、通常水温が下がります。
5個目がついて、警告音がなったら、まず、ヒーターを最強にし、走行してください。
1.冷却水が劣化している。入ってない。少ない。原液利用。
2.ウオーターポンプ不良
3.電動ファン不良
4.水温センサー不良などが考えられますが、ほとんどは
1です。異音があれば2もあります。
通常、
不凍液(さび止め効果あり)と
水道水を混ぜて薄めて使います。
原液のまま使用する
クーラント液は、
スマートには使用しないで下さい。
また、
スマートの場合、前のラジエターから後までと、パイプが長く、
曲げ部分も多くなっています。
年式の古い車などホースが劣化していると、
真空引きでのLLC交換は、負担をかけますので、やめてください。
そして、肝心なのはこの
濃度です。
スマートの場合(
スマートに限った話ではないが)
原液のまま使用すると
冷却水の役目を果たさず、エンジンが冷えません。
通常1対1で
50%の濃度が推奨ですが、寒冷地の数字です。
スマートの場合、凍る心配のある場所に行かないのであれば、
3倍に薄めて
30%の濃度が、冷却効果もあがりベストと言えます。
ロム入れてる方は、
クーラント濃度もコントロールしてください。
エンジン冷えなくて、エンジン壊さないように注意!!
ちなみに、
5年間1度も、クーラント交換していないと言うオーナーさんは、夏前にクーラントを
必ず交換してください。
水も5年経つと腐ります。
防錆び(ラジエターを錆びさせない)、
防泡(走行中の振動であわ立つとラジエターにエアがかんでオーバーヒートへ)、
防腐(水自体が腐らないように)
不凍(寒冷地でも氷らない)とかの効果も消えています。
2年で交換です!
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