スマヨコブログ(スマート横浜店長のブログ)
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日本仕様右ハンドル
スマートは運転者の平均身長の設定が、ヨーロッパでの平均身長設定と異なり、低くなっています。日本での女性の利用も含めて、運転者の平均身長の設定を下げたという事です。
日本仕様右ハンドルの運転席は、2センチ高くなっています。従って、180センチぐらいの身長の方が運転すると、
信号が見えにくい。
天井と頭の上のクリアランスが少ない。
左ハンドル車に乗ると、広々!
この
2センチの座席の高さの差がけっこう大きいのです。


シートの前側の高さの違いが、お分かりいただけますでしょうか?


写真のように、
丸い2センチの台座によって、持ち上げられています。
フロアのじゅうたんに半分もぐっています。
これを、取り除くと、背の高い方でも、頭の上に余裕を持って本来の形でお乗りいただけます。
最大の注意点は、
右ハンドルの運転席の下は、ガソリンタンクです。
上げ底のスペーサーを外して、
もともと使われていたロングのボルトを使って、
シートを固定してはいけません。必ず、
2センチ短いボルトを取り寄せて使用してください。
写真右の1本しか写っていませんが、短い方のボルトです。
プラスチックのガソリンタンクに穴あけないでください!
もっとシートをあげたい。左ハンドルの運転席を高くしたい。と言う声にお答えして、シートポジションアップアダプターもございますので、お問い合わせください。
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ブログの記事製作中に、お客様が来店された場合なども含めて、中途半端な状態でアップしている場合が多々ございます。
文面がおかしな場合も意味不明な記事の時も、次の日になってやっと完成している場合もありますので、その辺はお手柔らかに!!!!
というわけで、スマートのフロントガラスの話の続きですが、
ヨーロッパの自動車用フロントガラスの安全規格は「
Eマーク」
がその証なわけですが、当然、国産車ともアメ車とも安全基準が異なります。
ヨーロッパの規格は、アウトバーンで200km/hで走行中に、飛び石を食らって、フロントガラスが割れたとしても、視界を確保できるように。
日本では、さすがに200kmで走行中の事は考えてはいない。
基準が異なります。
実際、日本で走っている車をそのままドイツに持ち込み、アウトバーンを走行中に飛び石をもらうと、クモの巣が全面に広がり、全く前が見えなくなってしまいます。
ドイツ車は、ガラスがやわらかく出来ています。
飛び石を浴びて、その一点を割る事により、ヒビが全面に広がらないように出来ています。スマートに限らず、ドイツ車のフロントガラスは、
「飛び石で割れやすい」「傷つきやすい」そのように出来ています。
国産車用の
エアロワイパーをつけている方を見受けますが、
ガラスとの密着度を風圧により、上げるように出来ていますので、
小石や鋭利な砂などが挟まっていますと、
簡単にフロントガラスに傷が入ります。
毎日、乗る前にワイパーゴムの砂をふき取ってください。
飛び石での
ワレは、走行中の振動や風圧でやがて広がっていきます。
デフロスターの風が直接あたる範囲にある場合、
ガラスの急激な温度変化や内外の温度差が大きい部分ですので、
ヒビがどんどん広がってしまいますので、
ガラス交換をお勧めします。
ちなみに
JISマーク(日本規格)・
AS(米国規格)・
Eマーク(欧州規格)が付いていないフロントガラスは、基本的に車検が通らないです。注意してください。
そうでない場所でしたら、
ガラスリペアで、飛び石のワレを補修してください。金額は、1万円~2万円ぐらいです。
ワイパーで扇形に傷が入ってしまった場合でも、
自動車ガラス専門店等で磨いてくれますので相談されるとよいでしょう。
状態によりますが、1万円~ といった金額です。
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スマートのフロントガラスやドアのガラスですが、SPLiNTEXというガラスメーカーが製作しています。
made in Italy となっていますので、SPLiNTEXのイタリア工場での製造ということなのでしょうか?
左の写真がフロントの合わせガラスのマーク。
右の写真がフロントガラス以外の強化ガラスのマークです。
ドアのガラスは、強化ガラスといって、通常の板ガラスよりも、強度が5倍以上になり、コツンとやると数ミリの粒状にまで砕けるタイプのガラス。
リアガラスは、熱線があるので、厳密に言えば、ドアガラスとは少し異なる強化ガラス。
フロントガラスは、他の部分のガラスと異なり、強化ガラスではありません。2枚の曲げガラスの間に特殊フィルムが挟まった、合わせガラスというものです。
このフイルムがなければ、通常の窓ガラスとほとんど変わらず、割れますが、フイルムのおかげで、鋭利に割れた危険な破片でも飛び散らずに安全を確保しています。
前面衝突時、乗員の頭部がフロントガラスに当たった際に、頭部への衝撃を緩衝し、受け止め、乗員が車外に飛び出さないように設計されています。
事故の映像で、乗員の頭部が当たったと思われる場合も、人身事故で、被害者の頭部があたったと思われる場合でも、クモの巣状に割れるわけです。
スマートには、こんな感じで、3種類のガラスが使われています。
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スマートの
スパークプラグは、
600ccエンジン用とロードスターを含む
700ccエンジン用と
2種類あります。
右の写真のように、パッと見、長さが異なります。
(600cc用本日在庫切れの為、外したもの)
ディーラーでプラグ交換するなら間違えることは無いと思いますが、
一般の修理工場の場合、部品発注間違えるかもしれませんので、
教えてあげてください。
700cc用も
NGK製ですが、mcc のオーダー制作で、mccに納入される為、
一般パーツ屋ルートからは入手不能のようで、ディーラーからしか入手できません。
700cc用1本1,800円+taxだったかな。6本で、11,340円+工賃
600cc用1本1,200円+tax 6本で、 7,560円+工賃
推奨では、
3万キロごとに交換となっています。
あるいは、2~3年ごとに交換するのがベストでしょう。

▲新品(左) / 35,000kmで外したプラグ(右)
ちなみに、
スマートの場合、
イリジューム系ほとんど無意味です。(プラグばかり良いのを使ってもって意味)
オリジナルが一番!
本来のスマートに復帰させることにもお金使いましょう。-----過去参考記事-------------------------------------
スマートのスパーク プラグ交換 (03/15) スマートのプラグコード抜き専用工具 (04/06)
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スマートにも様々な
専用工具がありますが、
プラグコード抜きの専用工具を紹介します。
左の写真が、600cc用 / 左の写真が 700cc用 となっています。
さすがに、
専用工具 なかなかいい感じです。
700cc用となっている方は、600ccにも使えます。
使い勝手は、700cc用に軍配を上げます。
確かに便利なんですが、便利ゆえに・・・
一般の方が、もしこの工具を使って、
プラグコードを抜き取る際には、
コードの部分絶対に
傷つけないで下さい。
慣れない方がやると、抜けた瞬間に、コードをおもいっきり
削りそうです。
けして、力まかせに引っ張るような事はしないで下さい。もし、傷つけてしまったら、あきらめて
プラグコードを交換してください。
スパークプラグのネジ部分や
プラグコードがはまる部分には、スレッドコンパウンドを隠し味に使うと次回の交換の際にありがたみがわかります。
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中国の
黄河付近から
黄砂が日本各地に舞って来ています。
昨日の雨が、上空の
黄砂をたっぷり含んで降って来ました。
いつもの雨上がりと違って、こんな(左上写真)ですよね。
上空の不純物を吸収した
黄砂が、雨と共に車に降り注いで、
今日は全国の露天の車屋さんは、朝から大忙しで
洗車していることでしょう。
化学は、あまり得意ではなかったので良く分かりませんが、
「
鳥の糞」と「
こういう雨」は、
車の塗装に良くない事だけは、
昔から、言われています。
たっぷりの
水やスチームで、よく
砂を流してください。
それからシャンプーです。
最初からスポンジで擦ると、砂を含んで傷つけます。
最近は、
酸性雨中和の
カーシャンプーも売られています。
愛車のために、
カーシャンプーまで、
とことんこだわるお客様が使っているのを
写真取らせていただきました。
どこで売ってるかまで聞きませんでしたが、車によさそうです。
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MCC
スマートの
スパークプラグの交換
推奨では、
3万キロごとに交換となっています。
3万キロごとに交換するか、
2~3年ごとに交換するのがベストでしょう。
▲写真を見ていただくと、細くなって減っているのが分かりますよね。
スマートはツインズパークなので、プラグは6本必要です。
ちなみに
600cc用1本1,260円 700cc用1本1,800円
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