スマヨコブログ(スマート横浜店長のブログ)
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スマートの良くある修理箇所の一つ、ウインカーレバー
* 初期症状は、スモール(車幅等)がつかなくなります。
* ライトの切り替えが出来なかったり、つかなくなります。
原因は、
使用頻度!
「
信号で止まるたびに、ライトを消す方」 と
「
ヘッドライトをつけて、帰ってくるまでスイッチを触らない方」 とで、
スイッチの使用回数が、
何倍になるか想像してください。
寿命がそれだけ、
短くなるわけです。
ヨーロッパで、信号で止まる度に、ライトを切り替える習慣がありませんので、
パーツ設計段階で、使用回数、
耐久回数の設定が、外車は低いのです。
「ウインカーレバーを握るとあったかい」=そろそろ寿命
早めにパーツ手配しておいた方が良いかもしれません。
ウインカーレバー(グレー)税込み15,330円+工賃
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ゴールデンウイークは、
29(日)30(月)1(火)2(水)は、通常営業いたします。
3日(木)~ 6日(日)4日間お休みさせていただきます。
7日(月)8日(火)は通常営業。 9日(水)は定休日でございます。
皆様のお越しお待ちしております。
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スマートの
リモコンキーは、日本仕様のディーラー車と、たしかベルギー?では赤外線。
その他の国では電波式です。
誰がなんと言っても、使いやすいのは、電波式。
壊れやすいのは、赤外線式です。
この、赤外線式の
リモコンキーとにかく、よく壊れます。
中古車の場合、スペアキーが付いていない場合が多いので、
ディーラーでもうひとつ作っておく事をオススメします。
・電池交換の開閉は際に、赤外線発光部分の球の半田付けがとれてしまう。
(最新版の
リモコンキーは、球の脱落対策がされています。)
対策前の
リモコンキーは、ボードをはずす際、注意が必要です。
・
リモコンキーを落としたりして、
半田が取れて球がもげてしまうのも 良くあります。
・
リモコンキーを落として、そうでもない衝撃で、壊れてしまうときもあります。
(電池がずれてるだけの時もあり)
・洗濯したとか、水溜りに落としたという方も多いですね。
大丈夫かな?ってキーボタンを押すことなく、ショートさせない。
すぐにあけて
乾かす。
そのまま放置しておくと、ほぼアウトとなります。
リモコンキーが反応しなくなったら* まず、電池を新品に交換してください。
CR1225は、
電気屋さんや家電量販店には、まずありません。 スウォッチのshopに行けば100%売っています。
時計屋さんに行ってください。
ちなみに、厚みが異なりますが、CR1220でも使えます(応急処置)。
ディーラーで
スマートのパッケージに入ったボタン電池買うと、600円ぐらいしますからね。
* 一方のキーは反応するけど、もうひとつのキーが全く反応しない。
* 片方のキーだとハザード状態でウインカーがチャカポコと点滅する。 電池交換しても症状が変わらない場合、
キーと車との同調を取り直す必要があります。
ディーラーでしかこの作業は出来ませんので、ディーラーにお願いしてください。
* 2つのキー共に電池を新品に入れ替えても、二つのキーが全く反応しない場合 (両方のキーが同時に壊れてしまう可能性は低い)
ルームミラーのそばの黒のボッチ
(レシーバー)が壊れている可能性もあります。


・赤外線の受光部分(レシバー)が、 熱、湿気、雨漏りが原因で、壊れてしまう。
このレシバー結構高額です。
交換すれば、ディーラーでの同調作業なしに 復旧する場合が多いのですが、最悪、レッカーでディーラーに運んで、 同調作業をしてもらわなければなりません。
* いずれにしろ、スペアキーの無い方は、ディーラーで作る。
* スペアの電池は常備しておく。
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スマートの
スパークプラグは、
600ccエンジン用とロードスターを含む
700ccエンジン用と
2種類あります。
右の写真のように、パッと見、長さが異なります。
(600cc用本日在庫切れの為、外したもの)
ディーラーでプラグ交換するなら間違えることは無いと思いますが、
一般の修理工場の場合、部品発注間違えるかもしれませんので、
教えてあげてください。
700cc用も
NGK製ですが、mcc のオーダー制作で、mccに納入される為、
一般パーツ屋ルートからは入手不能のようで、ディーラーからしか入手できません。
700cc用1本1,800円+taxだったかな。6本で、11,340円+工賃
600cc用1本1,200円+tax 6本で、 7,560円+工賃
推奨では、
3万キロごとに交換となっています。
あるいは、2~3年ごとに交換するのがベストでしょう。

▲新品(左) / 35,000kmで外したプラグ(右)
ちなみに、
スマートの場合、
イリジューム系ほとんど無意味です。(プラグばかり良いのを使ってもって意味)
オリジナルが一番!
本来のスマートに復帰させることにもお金使いましょう。-----過去参考記事-------------------------------------
スマートのスパーク プラグ交換 (03/15) スマートのプラグコード抜き専用工具 (04/06)
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スマートの
燃料ポンプ交換です。
ポンプはインタンクなので、まずは、燃料タンクを下ろさなければなりません。
右の写真が、
燃料ポンプユニットなんですが、写真のように、燃料やけをしていませんので、
古くなって寿命で壊れたという感じではありません。
ポンプユニットは、約38,000円 + 工賃40,000円~ 高額です。
スマートに限りませんが、
ガス欠寸前で給油する人 NGです。
スマートの場合。
「0.5L」とか、デジタルで表示しますので、
ギリギリまで給油せずに、
「満タンにして、何キロ走った。」とか
「今回の燃費は・・・」いう方。
はっきり言います。
やめてください。早め早めに給油してください。
そりゃあ、パーツメーカーも考えて作ってるでしょうが、
やっぱり空でポンプ回すと負担かかるのは正論です。
ポンプ自体の熱は、燃料により若干ですが冷やされます。
燃料が多く入っていれば、無理に吸い上げようとする事もないため、
負担がかかることも無く、結果的にポンプが長持ちします。
また、燃料タンクの底には、ごみ等がたまっている場合も多く、
それを吸い上げる事にもなります。
車を大事にするってことは、こういう事も考えてください。
もちろん最悪なのが、
ガス欠しているのに、何度も何度もセルを回す行為は、
絶対
ダメですよ。
輸入車は船に載せる際、全体の積載重量を減らすためと安全のため、
燃料を抜いてでも最低限のガソリン量に減らします。
結局ガス欠になって、船の積み下ろしや港での移動作業などで
素人の作業者がセルをしつこく回し、
燃料ポンプを壊してしまう。
何てこともよくある話です。
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スマートの
ウオーターポンプの交換です。


スマートの
ウオーターポンプの交換は、
何度も行いましたが、症状としては、
異音が出ていたり、
LLCが漏れていますので、
比較的ジャッジは簡単です。
ロム車:ノーマル車 = 9:11枚目の写真:
ウオーターポンプを外した写真です。
2枚目の写真:これが
ウオーターポンプ3枚目の写真:
ウオーターポンプの内側
この羽が、
冷却水を送り出して、エンジンを冷やしてます。
外周のシール(外回りの黒いゴム)が、やられるのではなく
羽の奥にある回転部分の
シールがダメになります。
原因は、
・走行距離や経過年数による自然な劣化
・高回転により、高圧となり、負荷がかかる
・冷却不足による、高温状態が続き、負荷がかかるゴムやシールの経年劣化は、しかたのない事ですが、無理させれば無理がくると言う事です。
また、シールとは別に、
クーラント液の劣化により、防錆効果がなくなり、
ウオーターポンプの羽など
内部が錆びてしまい、動きが悪くなり、
冷却されない為、
オーバーヒートとなります。
クーラントの定期的な交換は重要です。
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皆さんの
スマートの
冷却水のチェックはお済ですか?
お出かけ前に
クーラントの
量をチェックしてください。
右の写真のようにフロントの左側のサービス部分空けると
リザーバータンクがあります。
ふたを開ける際には、必ず車が冷えるまで待ってください。クーラント量が、少なかったら、水道水を足してください。
※極端に減っている場合は、クーラント液と水道水
※硬水のミネラルウオーターは、NG。LLCとか
クーラントとか日本語では
冷却水スマートの場合、スピードメーターの右側の水温計で、常時水温は確認できます。
4つ目の粒が付くことは良くあります。
そこでファンが回り始めて、通常水温が下がります。
5個目がついて、警告音がなったら、まず、ヒーターを最強にし、走行してください。
1.冷却水が劣化している。入ってない。少ない。原液利用。
2.ウオーターポンプ不良
3.電動ファン不良
4.水温センサー不良などが考えられますが、ほとんどは
1です。異音があれば2もあります。
通常、
不凍液(さび止め効果あり)と
水道水を混ぜて薄めて使います。
原液のまま使用する
クーラント液は、
スマートには使用しないで下さい。
また、
スマートの場合、前のラジエターから後までと、パイプが長く、
曲げ部分も多くなっています。
年式の古い車などホースが劣化していると、
真空引きでのLLC交換は、負担をかけますので、やめてください。
そして、肝心なのはこの
濃度です。
スマートの場合(
スマートに限った話ではないが)
原液のまま使用すると
冷却水の役目を果たさず、エンジンが冷えません。
通常1対1で
50%の濃度が推奨ですが、寒冷地の数字です。
スマートの場合、凍る心配のある場所に行かないのであれば、
3倍に薄めて
30%の濃度が、冷却効果もあがりベストと言えます。
ロム入れてる方は、
クーラント濃度もコントロールしてください。
エンジン冷えなくて、エンジン壊さないように注意!!
ちなみに、
5年間1度も、クーラント交換していないと言うオーナーさんは、夏前にクーラントを
必ず交換してください。
水も5年経つと腐ります。
防錆び(ラジエターを錆びさせない)、
防泡(走行中の振動であわ立つとラジエターにエアがかんでオーバーヒートへ)、
防腐(水自体が腐らないように)
不凍(寒冷地でも氷らない)とかの効果も消えています。
2年で交換です!
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