スマヨコブログ(スマート横浜店長のブログ)
1999年からsmart一筋の専門店!メンテナンス情報からスマヨコの最新情報まで。


暑い夏にはクーラーは必需品ですが、ガスが足りなくて
コンプレッサーが回らないために熱風が出てくるなんてお客様も、お越しいただいています。
ほとんどは、ガスチャージで事なきを得ますが、中には
コンプレッサーが寿命を迎えている車両もございます。
まず右上の写真が、壊れたので取り外した
コンプレッサーです。
エンジンルームを見ると、右下の写真のような位置にあります。
左上の写真で、ベルトは回っていても、丸印をしている中央部分が回転しないで止まっている。
これを、
コンプレッサーが回っていないという現象です。
まず、運転席のセンターコンソールのスイッチで、エアコンのスイッチ(雪マークの2段階)を入れてください。次にファンを全開でまわして風を出してください。
この状態で、通常は
コンプレッサーが(左上の写真のオレンジの丸部分)が回りだします。
まったく動かない場合、まずエアコンガスを入れる。
規定量(低圧の圧力を測ればわかる)のガスを入れる。
回り出せば、
コンプレッサーは、ひとまずセーフです。
但し、コンプレッサーに異音があったり、回ったり回らなかったりするようでしたら、
ほぼ寿命と思ってください。


8万キロ以上走ったスマートでは、コンプレッサーが疲れてきているのも多いのが実情で、
ガスチャージしても、パワーエアコン入れても、冷えがもう一歩と言う感じの車が見受けられる様になってきました。
スマートに限らず、エアコンガスを入れて、コンプレッサーが回り出したとたんに、バチッとロックして昇天される場合も多いですね。
実際、新品のコンプレッサーは、当たり前の事ですが、さすがによく冷えます。
コンプレッサー交換の際には、セットでA/Cベルトもテンショナーも交換してください。
コンプレッサーが元気でも、テンショナーに異音のあるものも多いですから、
VベルトとA/Cベルトを交換する際には、テンショナーも同時に交換する事をお勧めします。
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スマート
BRABUSカブリオ ジャックブラックが入庫しました。
走行21,000キロ
屋根付きシャッター付き車庫保管のため、ジャックブラックのパネルが焼けていません。
幌もきれいです。もちろん作動も問題ありません。
車の調子は絶好調!
個人的にも大好きな 黒黒カブ 決まりです!
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並行輸入の電波式リモコンキー クーペ用3つボタン と
カブリオ用2つボタン 入荷しました。
(
使用するには、ディーラーでの同調作業(別途費用)が必要です。 或いは、現在使用中の作動正常
リモコンキーとのボード交換が必要。
単にご購入いただいても、使えませんのでご注意を! )
当webサイトのオンラインショッピングのページから購入いただけます。
ひとつボタンの
リモコンキーは、もうしばらくお待ちください。
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尚、昨今迷惑メールが非常に多く、スパムメール対策を施しております。ですが、肝心なお客様からのお問い合わせもフィルターにかかってしまう場合もあり、こちらに届いていないこともございます。
定休日(水曜日)を除き、3~4日しても、当方からの確認メールが返信されない場合、お手数ですが、直接電話等で連絡いただけますよう、お願いいたします。
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スマートの
年式について、お問い合わせをいただきますので、お答えしておきます。
様々な中古車雑誌や中古車販売店の車両情報に、
年式が記載されていますが、この
年式というのがけっこう複雑で、初めての外車を購入される方には、まったくご存じない方もいらっしゃいますので、説明しておきます。
年式と言っても、以下の3つがありますが、違いはご存知ですか??
1.製造年 実際にメーカーの工場で生産された年月
最近メーカーが発表しない場合が多い
2.モデルイヤ- 外車では良く使われる、「何年モデル」ってやつです。
アメ車では、今年の7月ごろには翌年モデルの生産が始まる。
スマートは、毎年1月中に、ラインを切り替え、その年のモデルの生産を開始する。
スマートは、毎年4月に、その年のモデルの納車がヨーロッパで開始される。 (前年末にオーダーしている分が、2007年4月になって、2007年モデルの納車開始)
3.和年式 これが日本で言う
年式で、日本で最初に登録された年月日です。
(車検証に記載されている、
初度登録)
1964年の車を、2007年に日本に持ち込んで登録すると、3年の車検で、平成19年式となる。
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スマートを
これから購入される方が注意すべき点「和年式」とは
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2001年モデルのクーペ(ウルトラマン顔)でも、
平成13年(2001Y)に登録された車は、
平成13年式翌年の
平成14年(2002Y)に登録された車は、
平成14年式さらに売れ残って、
平成15年(2003Y)に登録された車は、
平成15年式となっています。
カーセンサーでも、
車選び.comでも、
Gooでも、
ディーラーの店頭でも、
年式表記で「02年」「2002年」となっているのは、初度登録年を換算しているだけで、モデルイヤーではありません。
つまり、
ディーラーを含め、日本の全ての車屋さんで、
和年式が採用され、和年式換算の西洋表記、
200*年と言う表記が一般的なのです。1998年製造の初代スマートの中古車を、
今年2007年に日本に輸入し、登録すると、
3年の車検で、平成19年式となります。ディーラーの中古車センターや、一般の外車屋さんに、2003年、平成15年式と表示されていても、2002年モデルの平成15年登録がたくさん混じっています。
それっておかしくない?と思うかもしれませんが
現在の中古車取引上、あくまでも「初度登録=輸入車用年式」ですので、
2002年モデルであっても、初度登録が2003年であれば、2003年/平成15年式という
年式表記が正しい事になります。
専門店
スマヨコとしては、基本的にお越しになるお客様が詳しいので、専門店の責任として、
あくまでも
2002年モデル/平成15年式 と表記しています。
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スマートの車台番号/シリアルナンバー/VINナンバー(呼び方いろいろ)の解説
1997年~1998年
TCC 01 MC01 W H 123456TCC スウォッチが撤退する前の MCC(マイクロ・コンパクト・カー)社のメーカーコード
MC01 車両モデル
10桁目=年式 V=1997年、W=1998年、X=1998年
11桁目=生産工場 H=ハンバッハ工場 Z=テスト用
12桁~17桁=6桁の一連生産番号
1999年~2002年
WME 01 MC01 1 H 123456WME ダイムラークライスラーの100%子会社化以降の
スマート社のメーカーコード
MC01 車両モデル
10桁目=年式 X=1999年、Y=2000年、1=2001年、2=2002年
11桁目=生産工場 H=ハンバッハ工場
12桁~17桁=それぞれ1年間の6桁の一連生産番号
2003年モデル以降
WME 450 3 00 1 J 123456WME スマート社のメーカーコード
4桁目~6桁目=車両モデル 450=シティークーペ、452=ロードスター、454=フォーフォー
7桁目=ボディー形状 3=クーペ、4=カブリオ(orロードスター)
8桁目9桁目=エンジンの種類 00=40馬力CDI、30=600cc50馬力エンジン、31=forfour1.3Lエンジン、
32=700cc61馬力エンジン、33=700cc74馬力エンジン、34=700cc80馬力エンジン、
35=600cc55馬力エンジン、
10桁目=ステアリング位置 1=左ハンドル、2=右ハンドル
11桁目=製造工場 J=フランス ハンバッハ工場、K=ハンバッハ工場、L=ハンバッハ工場、
B=オランダ ボルン工場
12桁~17桁=6桁一連の製造番号
2007年モデル以降
WME 451 3 31 2 K 123456WME スマート社のメーカーコード
4桁目~6桁目=車両モデル 451=いわゆる新型の
スマート7桁目=ボディー形状 3=クーペ、4=カブリオ(orロードスター)
8桁目9桁目=エンジンの種類 31=1,000ccNAエンジン
10桁目=ステアリング位置 1=左ハンドル、2=右ハンドル
11桁目=製造工場 J=フランス ハンバッハ工場、K=ハンバッハ工場、L=ハンバッハ工場、
B=オランダ ボルン工場
12桁~17桁=6桁一連の製造番号
となっています。
※forfourは、2004年以降です。
2002年モデルまでは、17桁のワールドコード遵守の表記のため、10桁目はモデルイヤーだったのですが、2003年以降は、ベンツの17桁コードと統合されたため、モデルイヤーが表示されなくなりました。
2003年モデルから2006年モデルまで、6桁の製造番号が年が変わってもそのまま連続となり、製造年を厳密に特定できなくなりました。
スマートの工場は、年間生産台数約10万~12万台といわれていますので、000001~10万番台位までが2003年モデル、10~20万番台が2004年モデル、20~30万番台が2005年モデル、30万番台以降が2006年モデル といった感じになりますが、正式なメーカー発表がございませんので、想像の域をでません。
何年に何台生産されたというデータお持ちの方!是非、ぜひ、ゼヒ、教えてください。よろしくお願い致します。
メール
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以前も書きましたが、リアブレーキのホイールシリンダーのオイル漏れですが、
2002年モデル以前の車両に乗られている方で、交換していない方は、
早めに点検して交換されることをオススメします。
(2003年モデル以降の車両でも、定期的に点検してください。)
右の写真が、ホイールシリンダー左右セット、15,435円です。
同時にブレーキオイル交換も必要となります。
1998Y~2002Yの車両とは、
車体ナンバーが「
TCC」ではじまる車両や
車体ナンバーがWME01MC01
◎H******のHの前が「
X」「
Y」「
1」「
2」
2001年モデル以前の車両のほとんどの車両は、オイル漏れしています。
当店で納車点検や車検時の点検等で入庫した車両の80%以上(あくまで私の主観)は、
漏れています。
2002年モデルでは、60%程。2003年モデルでも何台かありました。
ドラムブレーキは、ディスクブレーキと異なり、熱の放出が出来ない為に、熱がこもり、5年ぐらいでこのカップのシールがだめになってしまうのだと思われます。
最初は、写真のようにシリンダー両サイドのゴムキャップ内で微量の漏れをためています。
そのうちゴムカバーからあふれてきます。
ライニングにオイルがしみこみ、焼けてきます。
リアブレーキが効かなくなります。
そこまで行ってしまうと、下の写真の、ライニングも替えなければならなくなります。


ライニングは、左右セットで18,900円です。
いずれは交換するものとはいえ、新品のライニングの厚みが5ミリですので、ほとんど減っていない状態での交換はもったいないです。
過去記事:
リアブレーキ シリンダーのオイル漏れ
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