メーターパネル内の
ABS警告灯が点灯して
消えないとの事で、
ブレーキ関係の点検および修理で
入庫した車両です。
リアブレーキシリンダーのオイル漏れや、フロントパッドの減りにより、
ブレーキフルードの量が減り、ABS警告灯が点灯する場合もあります。
この場合は、フロントパッド交換、リアブレーキシリンダー交換と同時に、
ブレーキオイルを交換して、テスターでエラー消去すれば、
ABSランプも消え、作業終了となります。
今回の場合は、フロントパッドは、たっぷり残っておりました。
リアのブレーキシリンダーは、お約束のように、オイル漏れしていたので交換。
ブレーキオイルも同時に交換させていただきました。
犯人は、▲ブレーキプレッシャーセンサー。
一番上の写真のように、ABS本体についています。
言葉通り、ブレーキの油圧を測って、トラクションやその他
多方面に情報を送っている重要パーツです。
今年のF1フランスでアロンソがフリー走行で、ほとんど走れなかった原因も
ブレーキプレッシャーセンサー。
金額は、予想外の高値! 37,570円
国産車でも2万円ぐらいはしますので、外車プライスと言っても、これは高い!
重要部品なので、交換しないわけにはいかないです。
「ABS警告灯点灯」に限らず、警告等の点灯は、
軽く考えないで、必ず点検してください。