
ブログに登場している、
リアブレーキシリンダーのオイル漏れ
ですが、
←この写真が、ここ半年で
最もひどい状態の
オイル漏れです。
「スマートは、ブレーキ効かないよ」と言う方が、良くいらっしゃいます。
きちんと整備された状態で、他の車種と比較した場合の、
個人の感覚的なものでしたら良いのですが、
あなたのスマートを見もせずに、チェックも整備もせずに、他人にそう言われて、
安易に「こんなものかな?」と勝手に決め付けないで下さい。


シリンダーから、ブレーキフルードが漏れ出し、完全に、ライニングに染み込んでいます。
一旦、ライニングにブレーキオイルが染み込んでしまうと、乾いて元に戻ることはありません。
当然、オイルですべるのと、ライニングが焼けてしまうので、ブレーキが効きません。
右上の写真のように、焼けて削れたライニングのカスがオイルと共に、
ドラムの下部から、流れ出していますので、まさに、末期症状です。
一晩置いて、朝、出掛ける時には、ライニングが、ドラムに張り付いています。
テーブルの上に水滴1摘、下敷きみたいなプラスチックのプレートを置くと、
ぴったっと張り付いてしまうのと一緒です。
ヒルスタートアシストなしの車両なのに、ヒルスタートアシストが利いているような感じです。
リアのライニングは、通常10万キロぐらいもちますが、
こうして、オイルを吸ってしまうと、交換せざるをえません。
特に、2002年モデル以前の車両で、
最近確認された覚えのない車両は、
早めに確認される事を強くお勧めします。
(車台ナンバーが、TCCで始まる車両と、WME01MC01で始まる車両です。)
(もちろん、2003年モデル以降の車両でも、絶対大丈夫と言う事ではありません。)
↓参考↓過去記事↓もご覧ください。
※製造年、モデルイヤーの解説はこちら
※リアブレーキ シリンダーのオイル漏れ
※リアブレーキ ホイールシリンダーのオイル漏れ