薄い金属が震えるようなビビリ音です。


原因は、アクセルを吹かした際に、エンジンと言うかマフラーまでが動きます。
ジャバラが無いのでどこかに力を逃がさなければならないので、
その力の逃げ場が、マフラーの取り付け部分やこの部分に来るということでしょうか。
写真の7個の穴分かりますか?
2本は、分かりやすいように差し込んでみました。
この、エギゾーストマニホールド(写真上右)を固定している
7本のスタッドボルトに負荷が掛かります。
一番安い被害で済ますために、このスタッドボルトに来るのだと思われます。
と言うことは、最初から緩むように作ってる????
緩むのを、完全に止めてしまうとエキマニが割れてしまうのかも???
このナットが緩むと、排気もれがおこり、
下の写真のように、ガスケット兼遮熱板がビビリ音を発します。


写真のように排気もれでカーボンが付いて黒くなっています。
(黒いススが付いていますよね。)
さらにそのままにしておくと、上の写真のようにボルトが折れてしまいます。
(右上の写真の左隅に何本か見える)
折れたボルトを抜くには、それなりに大変です。
ガスケットを新品に交換。
スタッドボルトとナットを全て新品に交換。
とういう、修理内容です。
パーツ代は、知れてますが、ここまでバラスと結構作業時間掛かりますです。
クーラントも変えないといけないですしね。
話は戻りますが、ここで排気漏れしていると、タービンをまわす排圧が落ちでしまうので、
パワー不足で、加速が悪かったと思います。
そんな変化を、車の悲鳴を感じ取ってあげてください!
対策は、定期的にナットをしめるだけ。
たまには、リフトアップして、この7本のナットをしめてあげればよいということです。
スレッドコンパウンドを使用するのが良いのかと思います。
ちなみに、このフランジナットは、16Nm で、シメよとなっております。
この意味の分からない方は、自分でやっちゃダメです。
ちなみに、
エンジン始動と同時に、常時、音楽かけている方。
へんな音がしているのに、全く無頓着な方。
変な音に気づいても、いつの間にか慣れて、気にしなくなる方。
こんな、スマートownerさんは、特に注意です。
せっかく、シートのすぐ後ろに、エンジンしょって、
エンジン音を奏でてるのですから、耳を傾けてあげてください