
ATFの注意事項も
書いておきます。
必ず、
デキシロン2から
マッチングの良いオイルを
セレクトしてください。
DX3や最近のDX4など、浸透性の高いオイルを使用したり、
規定量以上のオイルを入れると、
インプットシャフトシールから、オイル漏れをおこします。
DX2を使用していても、もともとが高回転で運行するスマートですから、
シール部分など弱い部分に負荷がかかり影響が出てきます。
そこにロムチューン等で更なる負荷をかけると、
シールに圧がかかり過ぎて、変形しているものすらあります。

オイルの逃げ穴(写真の二つの穴)から、オイルがケースの外へ染み出して来ます。
早めに気が付き、
ミッション下ろして、
インプットシャフトシールだけで
済めばラッキーなのですが、
これに気が付かずにいると、
乾式クラッチにオイルが回ってしまい、
クラッチが滑ってしまいます。
皆さんのスマートの駐車場に、ピンク系のオイルがたれていたら、
この辺まで踏まえて点検してください。
こうした、リスクを踏まえてチューニングしている方は、
下回りもいつもきれいにして点検しているので、
被害は最小限に抑えられるのですが、
何も知らずにロムを入れてると、チェックもしませんので、
どんどん車が病んで行ってしまいます。
ロムチューンは、得るものもあれば失うものもあるという事を
よく理解してください。
車に無理をさせれば、必ず、無理が来ます。
スマ横お勧めのATF交換/エンジンオイル交換 事前にご予約ください。