
クラッチアクチュエーターの交換後には、
スペシャルツールを使って位置出しを行い
さらに、
クラッチの接続および切断位置を学習させ
クラッチミートポイントを認識させる
必要があります。
クラッチの接続および切断位置を学習させ、クラッチミートポイントを認識させる作業を
「クラッチのリセット」と呼んでいます。
この作業は、クラッチアクチュエーターの交換時以外にも
定期的に行う必要があります。
ノーマルのスマートで、10,000kmごとに行ってください。
ブラバスでしたら、8,000kmごとに行ってください。
マニュアル車をお乗りになられていた方なら、誰でもご存知のように、
8,000キロから1万キロごとにクラッチの調整をするのですが、
スマートも同じように、クラッチの調整が必要となります。
スマートの場合は、それを、電気的に診断機を使って、クラッチの切れるポイントと繋がるポイントを学習させ、調整するという事です。
実際、かなりの個体差があり、車によりバラバラです。。
テスターで行う作業だけでは調整できない車もあり、
アクチュエーターの位置出しを、再度行う必要があります。
テスターだけでは出来ませんので、きちんとした所で整備してください。
購入してから、一度もクラッチのリセット(クラッチ・ミート・ポイントの学習)をしていない方は、
早めに行ってください。(要予約)
乗り心地は劇的に変わります。(本来の姿にもどります。)